2011年09月27日

顔幅とフロント幅のバランス

フィッティングの解説が、あっちこっちに飛びますが、まあ気にせず一回一回を読んでみてください。
って事で、今日は顔幅とフロント幅のバランスのお話をします。


それでは、まずテンプルがレンズ面から伸びてきて、最初に顔に触る場所は何処が良いか?を考えてみましょう。

メガネが、顔に接地する場所は、鼻回りと耳周りの2か所です。
重量の分散や圧力分散を考えれば、出来るだけ大きな面で触っている方が、重さが分散されたり、圧力が分散されるわけです。
なので、私はよく鼻のパッドを大きめの物に替えたりします。

となると、テンプルもできるだけ長く触っていればよい・・・・と思いがちですが、実はそうでもありません。
顔の側面は、弾力があって少しでも圧力がかかると肉(皮膚)が凹みます。
ただ少し凹むだけならいいですが、フィッティングのヒドイ人になると、食い込んでいる人を見かけたりしますね。

しかも、顔の側面は直線的ではなくて、耳の付け根あたりを頂点としてゆっくりとカーブしています。
とても、難しく、そこまで手前から接地しなくも十分に調整できますので、耳の付け根のほどほどの手前あたりから触り始めるのが良いと思います。

ファーストタッチ.jpg

上記の緑の〇あたりのいずれかあたりから触り始めるのが自然ですね。


そこで、例1ですが、フロントとフレーム幅がマッチしている場合は、耳の付け根の頂点の1〜2センチ手前(もみあげあたり)あたりが最初の接地点になります。

例1-b2.jpg
 

  
    例1-a.jpg





次の例2はフロントが小さく、顔幅が大きい場合。

例2-b2.jpg

テンプルの開き角を広げて合わせます。     例3-a.jpg

最初の接地点は、例1よりも、自然と手前になりますが、仕方ありませんので、圧力がかからないように合わせましょう。



そして例3は、すこしややこしくなります。
フロント幅が広く、顔幅が小さい例です。

例3-b2.jpg


通常、当たり前に合わせてしまうと、こんな感じですね。   例2-a.jpg

良く見かけます・・・・・
しかし、これは本当はアウト!いけませんね。
顔への最初の接地点が、耳の付け根の上あたりです。
しかもそこからモダンエンド(ツルの先っぽ)にかけて、圧力がだんだん強まってきてしまいます。

この場合は、いったん手前で広げ直して、耳の付け根の上部よりも前でテンプルが接地するようにして、そこから、モダンエンドまでが均等な力で触っている(ほんの少しの圧力はかけても良い)状態を作り出しましょう。


例4-b2.jpg

こんな感じです。

例4-a.jpg

これなら、例1と、それほど変わりありませんね。
見た目は、ちょっと悪いような気がしますが、「点」ではなくて「線」で、顔に接地していきますので、顔幅よりもフロント幅が広い場合には、こんなテンプル形状が良いでしょう。

posted by A64@店長 at 15:41| Comment(0) | 技術
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