2012年02月22日

横田流認定フィッター2名誕生

久々の更新になります。

昨日、東京ビックサイトにてワールドオプチカルフェア併設セミナー「横田流フィッティング術」の講義をいたしまして、講義中に新たにお二人の方にシルバー認定をいたしましたので、紹介いたします。

熊谷 グラスアーカス店長 辻村正幸さん
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横浜 眼鏡市場ベイタウン本牧店店長 樋口信一さん
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お二人とも、料理日記ブログには良く登場してらっしゃるので、ご存じの人が多いと思います。
自信を持って、お勧めでいるフィッターです。近日中に、HPにも掲載いたします。

こうして、皆さんでフィッターの輪を広げていきませんか?
posted by A64@店長 at 16:50| Comment(0) | 技術

2012年01月07日

新しいテキスト(仮題)新・横田流フィッティング術

今年度の決意の公約通りに、新しいテキストを作り始めました。
テキスト名は、まだ決まっていないので、とりあえず「新・横田流フィッティング術」と、云う事にします。

今までのグレーの表紙のテキスト(横田流フィッティング術)
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これは、今から見ると、だいぶ古いイメージで、現在は、もっとたくさんのテクニックを紹介できるし、解りやすく解説もできます。

荷が重い仕事になりますが、業界で私にしかできませんので、なんとか完成させたいと思います。
そこで、この公式ブログを利用したいと思います。書いた原稿をリアルタイムでこのブログで公表しながら進めていけば、読者の皆さんもいち早く勉強になるし、私もやりがいが出てきます。
そんな事で、まずは、書きやすい所から進めていきますね。

最初は、一番書き易いヤットコの解説を少しづつ書いていきます。

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ニシムラNo.190
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ニシムラNo.190は、両先丸細のヤットコです。主にスネークタイプのクリングス足の調整に使用します。
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このヤットコは、購入時に注意が必要で、同じ品番とは思えないほど製品のバラツキが多く、ヤットコ先の太さがまばらです。
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左右で、倍ぐらいサイズが違います。
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上が太くて、下が細い。

ヤットコ先は細い方が利用価値がありそうですが、細いと、少し力を多く加えた時に、ヤットコ先がネジレてしまう事がありますので、注文の際は、ニシムラに直接電話して、太めの物と指定した方が無難です。もしくは、ニシムラの東京営業所か大阪本社に行って、このヤットコを何本か見せてもらい、その中かから選ぶと確実です。

posted by A64@店長 at 13:44| Comment(0) | 技術

2011年12月27日

足つきスネーククリングス足をストレス無く下げる方法

足つきスネーククリングス足をストレス無く下げる方法です。

これはごく一般的なスネークのクリングスです。
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リムのロー付けからすぐに、クリングス足が曲がっています。

こちらは、ロー付けから、少し直線的に上にいってから、曲がり始める「下ロー付けタイプ」のクリングス足です。
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今日は、この「下ロー付けタイプ」のスネークくリングスの下げ方を勉強しましょう。

通常のスネークを下げる方法は、ロー付け位置からすぐに足を曲げて下げていきますが、下ロー付けタイプは、ロー付け位置から上に伸びる直線は、リムにロー付けされている物として考えます。なので、できるだけその直線は触らずに調整しましょう。

となると、その先のカーブから下方に向けて下げれば通常のスネークと同じになりますので、同じように、上からみて「水平U」をニシムラNo.190などの両先丸細のヤットコで掴み、そのままパッド下を対のレンズの方向に近づけていくと・・・・
ロー付け位置から、カクンと外側に曲がってしまい、ロー付けから直線的な部分が曲がってしまいます。

ならば。第二カーブを曲げて下げる方法を考えましょう。
(矢印の所が、第二カーブです)
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では、足の箱のすぐ上をヤットコまでに掴み、対のレンズ方向にグルリと回します。
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こんな感じ。
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これなら、直線部分は、動かさずに第二カーブのみ角度が開きました。
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これに通常のスネークの下げ方をさらにプラスしてみます。
「水平U」を掴み、さらに対のレンズ方向に曲げていきます。
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この時に思い切りやってしまうと、直線部分が変形してしまうので、あくまで補助的に少しです。

曲げ終わったら、ニシムラNo.395の様なパッド掴みのヤットコでパッドを掴みます。
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確実に掴んだら、あるべき方向に動かしていきます。
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これぐらい下がりました。
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んん・・・・せいぜい3〜4ミリかな・・・・

足つきスネークは、せいぜいこれぐらいが限度だと思います。
これ以上できない事はないですが、左右の形を綺麗に揃えたりするのが、とても難しくなります。

横から見て。綺麗ですね。
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それと、やってはいけない調整方法。
ただ、引っ張るだけ・・・・・
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これはロー付け位置からカクッっと曲がっているので。足を痛めるし、少しの衝撃で変形してしまいます。
これはNGですね。

では、どうぞ練習してみましょう。

posted by A64@店長 at 16:38| Comment(0) | 技術

2011年11月29日

あれば便利なヤットコ・ニシムラのNo.799

今日は、あれば便利なヤットコを紹介しましょう。

ニシムラのNo.799です。
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昨今のメガネフレームのデザインは多種多様。
まーーー沢山あるわけです。
そして、その数だけ智の形状もさまざま。

当店は、原則として(例外もアリ)前傾角の調整出来ないフレームは仕入れませんが、出来るか?出来ないか?怪しい場合は、仕入れの際に、実際にヤットコを当ててみて、大丈夫か?試します。
昨日は、そんなフレームが売れてフィッティングしました。

私の好きなエイトプティックのプトリです。
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智の形状〜レンズロックの形状を見ると凸のレンズロックです。
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これはニシムラNo.617で大丈夫でしょうけど、レンズロックの外側と智の側面側の距離が近づき過ぎているので、右手て使うヤットコのNo.1530が使えるか解りません。
そんな時に、ニシムラのNo.799が役立ちます。

まず、No.617で、凸のレンズロックを挟みます。
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これだけでは、心ともないので、さらにニシムラN0o.356をさらに加えて2丁ヤットコ。(←カッコいいですね)
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そして、No.1530なんですが、掴んでみると、やはりヤットコの凹と智の凸が合わずに滑ってしまう。
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そんな時にNo.799を使いましょう。

このヤットコは、No.1530よりも、プラスチックのヤットコ先が細い。
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        これがNo.1530                                       こちらがNo.799

ただ、プラスチックの部分に凹の切り込みが無いので、少しヤスリで削って、掴みやすく改造しましょう。
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これなら余裕で大丈夫。
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前傾角の調整も容易にできました。

あれば便利なヤットコのニシムラNo.799を紹介しました。
posted by A64@店長 at 16:13| Comment(3) | 技術

2011年11月27日

-26.00D の強度近視メガネの加工

メガネ屋で働き出して30数年が経ちました。

強度近視のお客様も、かなり経験してきて、今までで過去最高は-22.00Dの度数。
ところが先日、-26.00Dのお客様がいらっしゃいました。
これは、今まで経験が無かったので、まずはその度数のレンズを作っているか?
レンズの製作範囲表を見ると、当店の取り扱いのレンズメーカーは-20.00Dまで。
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無理を云って、どうにか作ってもらえないだろうか・・・・・・
と、日本レンズに交渉してみると、ガラス1.9球面タイプならば作れるとのことでした。
ありがたい・・・・・

そして、当店に届いたレンズがこのレンズ。
(実際は、おそるおそるレンズを袋から出してみた。)
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お客様には申し訳ないが、ものすごく厚い。

測ってみると、厚さはなんと16.3ミリ
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丸生地の重さを測ってみたら・・・・・
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なんと98g !!!!
これは、他に類を見ない数値でした。
それでも、作らなくてはなりませんから、頑張りましょう。

選んでいただいたフレームは、強度近視の会(ウスカル会)から発売されているシンメトリーと云うフレームで、玉型が36ミリの超小型。鼻幅は28ミリです。
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さて、レンズメーターでレンズの光学中心を出しましょうと、レンズメーターにレンズを当てると・・・・・・
-25.00Dまでしか表示されず・・・・・
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少し、ぼけたところで中心を印点しました。

加工も難儀です。
粗摺りの砥石の厚みとレンズの厚みがほぼ同じで、レンズが片寄ってしまうと、破損の危険性が大。
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ずいぶん気を使いながら、右、左と・・・・・そして加工終了。
無事に終わりました。

レンズん厚みを測ってみましょう。
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6.3ミリの仕上がりです。
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重さは、なんと8g!
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2枚で16g!(当たり前ですが・・・・)
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フレームにレンズをはめ込んで完成。
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横からの厚みは、それなりにはありますが、せいぜい-15.00D程度な雰囲気です。
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メガネの総重量は26g
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これなら、日常の装用に問題なく使えそうです。
お客様も、喜んでくれるでしょう。

今回の強度近視メガネの加工は、自分にとって良い経験になりました。

posted by A64@店長 at 19:12| Comment(4) | 技術

2011年11月19日

2012年度の横田流フィッティングセミナー開催予定

来年度(2012年度)の一般公開セミナーの予定の決まったところを発表します。

     2012年度、一般公開セミナー開催予定

●2月21日(火)WOF (東京ビックサイト西館)
   技術者協会の生涯教育のポイントの方向で打ち合わせ中。

●3月14日(水)大阪セミナー(会場未定・予定ではドーンセンター)

●4月11日(水)名古屋セミナー (ウインクあいち 1108会議室)

●5月9日、10日(水・木)東京セミナー (川口リリア 中会議室)
   東京は2日連続開催です。

●5月23日(水)札幌セミナー (北海道建設会館 中会議室)

●6月13日(水)盛岡セミナー (岩手県産業会館 5号会議室)

●11月14日(水)博多セミナー (会場未定・予定ではパピヨン21)

WOFセミナー以外は、定員32名を予定しています。
また、検討中の会場もありますので、その都度、お知らせしていきます。

posted by A64@店長 at 16:22| Comment(0) | 技術

2011年11月14日

横田流フィッティング術認定制度について

横田流フィッティング術認定制度について、決まりましたので、お知らせいたします。

★認定テスト受験資格
過去に横田流フィッティングセミナーを受講したことがあり、2度目の受講終了後(受講中)にテストを受けることが出来る。

シルバー認定
基本のフレーム各所の調整が出来る。近隣の平均的な眼鏡店のフィッティング技術よりも、秀でていると思われる技術を持っていること。

ゴールド認定
フレーム各所の、より細かい調整が出来る。フィッティングの意味を理解し、ストレスの無いフィッティングを追及する事が出来る。

プラチナ認定
あらゆる形状のフレームにも、出来る限りベストな状態に調整することが出来る。



★認定テスト
いずれの認定テストも、原則として、全国で開催される横田流フィッティングセミナー中におこなわれるものですが、日程、開催地域の如何により、所定のセミナーを受けられない場合は、個別にテストを受けることが出来る。

シルバー認定
スネーク足のフレームにて、クリングスのパッドを上下、前後、左右に動かすことが出来る。フルメタル、ハーフリムのフレームの前傾角調整が出来る。モダンに屈折点を作れる。
シルバー認定に限っては、特別にテストを行わなくとも、セミナー中に、十分に認定できる技術を持っていると認められれば、認定することが出来る。

ゴールド認定
指定されたスネーク足のフレームにて、フィッティングをし、1本15分以内の調整時間で、総合評価60点以上。

プラチナ認定
指定されたスネーク足、U字足のフレームにて、フィッティングをし、1本10分以内の調整時間で、総合評価70点以上。

注、ゴールド認定、プラチナ認定の採点は、テンプル幅・形状、クリングスパッドの着地点(フロントの高さも含む)・角度・頂点間距離、前傾角(フロントの傾きも含む)、モダンの屈折点、モダンの角度(落ち込み角・抱え込み角)。に加えて、全体的な圧迫感やストレスなども採点されます。
認定後は、認定証を授与すると共に、さいたま眼鏡技術研究所のHPより、全国の横田流フィッティング術メガネフィッターとして紹介します。


それと、先日の博多セミナーにて、3名のシルバー認定合格者を紹介します。
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高橋直人 中間メガネ・コンタクト
福岡県中間市鍋山町13-5

中村尚広 尚時堂株式会社
長崎県北松浦郡佐々町本田原免73-3

横田倫之 岡弘視堂
福岡市博多区綱場町5-22

皆さんどんどんチャレンジしてください。
posted by A64@店長 at 16:28| Comment(4) | 技術